私、あんぞうは日本代表です。そして、君も。

私、あんぞうは日本代表です。そして、君も。

私もあなたも日本代表

 

 

皆さんは、自分のことを「日本代表」だと意識したことがありますか?

私は小学校2年生からしています。

 

「いやいや自意識過剰でしょ」と心の中で突っ込んだあなた、別に大袈裟じゃありません、てか、もうちょっと意識してください。

 

皆さんは外国人に対してどんなイメージをお持ちですか?

中国人に対して、アメリカ人に対して、インド人に対して、、、などなど、何かしら印象をお持ちでしょう。

その印象はどこから出来上がったものですか?ニュース?政治?歴史?他の人が言ったこと?街で遭遇した観光客?

実際に見かけた/ 経験した出来事の印象って強いですよね。

 

あなたも、外国に旅行へ行った際、「日本人」の印象を知らずと作り上げ、変えているのです。

良い意味でも、悪い意味でも。

 

 

ステレオタイプからは抜け出せない

 

 

人間みんな自分が属さない社会的グループ、人種に対して偏見を持っています。

社会的世界はとても複雑なので、わかりやすくグループ分けして、共通しているような特徴を当てはめ、私たちはこの社会的世界を理解しようとしているのです。

それがステレオタイプ。

 

高校で学んだ心理学がこんなところで役に立つとは)

 

私たち全員が「日本代表」なのは、私たちの言動が、そのまま「日本人としての印象」に直結してるからです。

 

 

私が「日本人であること」を初めて意識した時

 

私は小学校2年生から高校卒業までインターナショナルスクールに通っていました。

初めて通ったインターナショナルスクールは、スリランカのコロンボにある学校でした。

スリランカにいる外人は欧米人が多く、東アジア人は少なかったのです。

 

私のクラスに一人の韓国人の男の子がいました。

その子はとても静かな男の子ですが、お互い英語がまだ全然喋れなかったため、英語のクラスが二人だけ同じクラスだったし、住んでいるアパートも一緒でしたので接点が多かったのです。

シャイな子だったから、「仲よかった!」までは言えませんが、お互い親近感を持っていた、とは言えると思います。

 

ある日、アパートのエレベーターでその男の子とお母さんに会いました。

元気よく挨拶したのですが、無視されました。

 

「ええええ?何で?」(心の声)

 

諦めずに何回かその後挨拶しましたが、ガン無視。(子供時代の私の打たれ強さぱねぇ)

そのことを自分のお母さんに相談したところ、初めて日本と韓国の歴史について知りました。(当時は本当に大まかに教わっただけでしたが)

 

ここでお母さんが私に言っておきたかったのは、「誰もが日本人に対して好意的じゃないんだよ」ってこと。

その子のお母さんが、私が日本人だから嫌っていたのかは分からないことですが、これは私が「日本人として生きること」に対して考えるキッカケをくれた出来事です。

 

 

「日本人代表」と意識して生きてきた結果

 

小、中、高と、学年で日本人が私だけ、ということが、よくありました。

こうなると、大げさでもなく、この小さな社会の中で私が日本代表なんです。

 

「日本人として、日本人が良く思われるように良い行いを普段からしよう」と心がけていました。

こう心がけなくちゃいけなかった理由は、学年に韓国人が圧倒的に多かった、ってこともあります。

 (学年に20人以上韓国人いたけど、日本人は一人、みたいな状況)

 

日韓戦があるごとに嫌味を言われ、何かあると「日本人が」と言われ。

(こんなこと言ってきたのは全員男子だったんだけどね、思春期の男子って国籍関係なく意地悪言ってくるよね)

(ちなみに、日本人と韓国人の生徒の数が同じくらいの学校に転校したら、このようなことは一切ありませんでした。パワーバランスって不思議。)

 

一時期本当に頭を抱えていました。

彼らの「日本人」のイメージで自分を決めつけられるのも嫌だったし、

「日本人」の印象が悪いことにも悲しく思っていました。

韓国人が例として多く挙げられていますけど、これは私が育った環境において韓国人との交流が多かったからってだけです。

 

韓国人の親友を1週間東京案内した時の写真。(4年前)ディズニーランドにて。

 

はっきり言っておきたいのは、私は反韓ではないです。

韓国人の友達もたくさんいますし、韓国人の方とお付き合いもしていました。

韓国人が嫌いだったら、よく思われたいなんて発想にならないと思うし。

まー、私の努力も少しは実を結んだのか、「日本の政治家は嫌いだけどあんぞうは好きだよ」と、意地悪言っていた男子たちにも言ってもらえるまでにはなりました。

 

「日本人として」を意識することに、疲れることもあります。

でも、外国にいるからこそ自分のアイデンティティが大事にも、愛おしくも思えるのです。

 

 

旅行の時の行動

 

この冬、ドイツへ行った時、ノイシュバンシュタインと言うお城に行きました。

そのお城がよく見える絶景写真スポットである橋があるのですが、雪で危険なため閉鎖されていました。

コーンと張り紙で「閉鎖」ってわけじゃなくて、本当に立派な柵に鍵がかけられている感じ。

 

その柵をよじ登る、大学生と見られる日本人女子集団がいて。

よじ登る人もいれば、落ちたら死ぬ、って感じの崖を柵にしがみつきながら向こうに渡る人も。不思議なことに、こうしていたのはアジア人の観光客ばっかりだったんですよね。

 

その様子を見て、他のヨーロッパ観光客は確実に引いてた。

私も引いてたし。

 

「今の子達さー・・・日本だったらあーゆーことしなさそうだよね?わざわざ規制されている危険なところ行くかな?」とその様子を一緒に見ていた友達に言ったら、

「あれじゃん?旅の恥はかき捨て、的な。」

 

旅の恥はかき捨てとは、旅先には知人もいないし、長くとどまるわけでもないので、普段ならしないような恥ずかしい言動も平気でやってしまうものだということ。

(このブログの読者には帰国子女も多いだろうから、意味を引用。どいたま。私もあやふやだったし笑)

これには納得。
アジア人は欧米の人たちと比べて、社会からどう見られているか気にしている傾向がある、と言われています。
普段気にしているが、気にしていないと言われている人たちの環境(欧米)にいるから、やっちゃおう!的な?

ただの憶測でしかないが一理ある。

 

え、でも、それってすっげえダサい。

 

海外で観光している時こそ、日本人であることを意識してほしい。

他国にお邪魔してるわけだから、敬意を持って行動してほしい。

 

 

日の丸を背負った覚えはない?

 

インターでは年に1度、皆自分の国を代表する、「文化の日・文化祭」てきなものがあります。インターでは自分のアイデンティティを大事にするよう教育しています。

 

「日本人としての意識?メンドクセーナ!」って思うかもね。

日本を嫌いな日本人もいますよね。

でも、ここまで読んでくれたってことは少しでも私の言っていることに興味が有るって事だから。笑

 

旅行先で、日本人だからって差別的な態度を取られたら気分を損ねますよね?

外人に、「日本人は素晴らしい!日本大好きなの!日本食も!」などと言われると、やっぱ嬉しくないですか?

「そうなんですよー日本人でいることに誇りを持っているんですよー!」って、私は思います。

 

私の敬愛する、RADWIMPSの野田洋次郎が彼の本の「ラリルレ論」で言っていた言葉なのですが。

「自分の国のことを知りたければ外に出ろ。内側から見た自分の国なんて結局は内輪モメだ。優しさも厳しさも中途半端だ。生半可に日本の悪口を言うなら外に出て言え。外国から日本をバカにされたら君はなんて言う。笑う?同調?怒る?反論?その感情、言葉が君だ。鏡だ。」

 

日本人でいることは好きだろうか好きじゃなかろうか、一生変わりません。

背負ってるんですよ、意識してても、したくなくても。

私はどうせ日本人でいることが変わらないのであれば、 日本人でいることを誇りに思いたいし、誇りに思えるように行動し生きていきたいと思うのです。

 

 

これが人生の93%を海外で生きてきた私の答えです。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

 

 

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