男性性女性性

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今回の記事はこちらからも読めます。

雑誌感覚で読みたい方は是非。

 

 

 

 

私(安蔵彩香)のセクシュアリティについて

ずっと前から書きたいと思っていたトピック。

セクシュアリティについて。

みんなの周りに、セクシャルマイノリティって どれくらいいるのだろう?

 

10人いたら10 違う セクシュアリティがあってもなにも不思議じゃないので、

私、一個人の場合として今回の記事を読んでね。

私の話を通して、セクシュアルマイノリティについても もちろんだけど、

みんなの中の 「男性性」(masculinity)と 「女性性」(femininity)について 考えるきっかけになったら嬉しいな。

 

自分にラベルをつけるとしたら、 「バイセクシュアル」

分かりやすさのために言うと、

男の人も女の人も性的対象に入る、バイセクシュアルです。

でも、ラベルつけるのってあまり好きじゃなくて。

 

ラベルに対しての定義があるわけじゃない?

みんな違うのが当たり前なのに、定義しちゃうのって堅苦しいよね。

変わるかもしれない可能性も否定しちゃう気がする。

私の場合、中学生の頃から「どっちもあり」と言っていたので、隠していたことはない。

男の人の方が付き合った回数は多いけど、女の子と付き合ったことも、ときめくこともある。

おっぱいって良いよね。

 

セクシュアリティって 白と黒じゃない

セクシュアルマイノリティじゃない場合、あまり考える機会もなく、白と黒以外の感覚がない人もいるだろうけど。

まず、体の性があるじゃないですか。男か女か。

それって白黒みたいにわかりやすくて。

それに加えて、

「自分が好きになる・魅力を感じる性の傾向」

「自己表現の性の傾向」

も全部人それぞれだと思っていて。

 

芸能人で言えば、りゅうちぇるは「男」であって、「女」のペコちゃんが好きだけど、

「男らしく」自分を表現してるわけじゃないよね。

フェミニニティは、謂わゆる「女性らしい」特徴があるか、

マスキュリニティは「男性らしい」特徴。

私はこの自己表現の可動域が広いと思う。

 

レースの洋服も好きだし、メンズのシャツも好き。

露出度高めのドレスも着れば、スーツを着て髪をオールバックにセットすることも。

男の人の体よりも、女の人の体の方が魅力的とも思う。

「かっこいい」って思われたくってレディファーストすることもあれば「可愛い」って思われたくって甘えたりもする。

 

とても男らしい人は恋愛対象にならないし、彼らの対象に私も入っていない場合が多い。

マスキュリニティ強めの人といると、 自分も女らしく振舞わなきゃいけない気がして、自分らしくいれないから。

男らしい人と仲良くなると、 「マイメン」みたいな感じで 仲良くなってしまう笑

 

「それって単純にタイプの話じゃない?」 と思った?

うん、単純にタイプの話、 セクシュアリティって白黒ではないけれど、 それだけシンプルなものだと思っている。

 

隠さなくて良い環境に 育った私は恵まれている

インターナショナルスクールに通っていたこともあって、

セクシュアルマイノリティに対して特別思うことは何もなく育ってきた。

中学生の時は一人の女の子に猛烈に好かれていたし、

高校の時もゲイベスフレがいたし。

 

親にも、「男が好きでも女が好きでも そんなのどっちでもいいんだよー」と言われていた。

実際女の子と付き合った時に 「今女の子と付き合ってるんだ、祝福してくれたら嬉しいな」とラインしたら、

「おめでとー!パパは女の子の方が男の人と付き合うよりも嬉しいって言ってるよ〜」と お母さんから返事がきました。笑

 

多分うちはまぁレアケース。

中高の時の仲良しグループの7人中、私含む3人がマイノリティで。

一人はレズよりのバイ、もう一人はバイだけど、

このことを二人は親には言えてません。

 

「絶対理解されない、頼むから男の子と付き合ってくれと言われるに決まっている」 と二人は言うんですよね。

二人ともベトナム人の親がいるんですけど。

場所、環境によってセクシュアルマイノリティへの寛容さってまだまだ違う。自分の大切な人たちに自分自信を偽らなくちゃいけないのは簡単ではないよね。

 

「女性像」、「男性像」、 当てはまる?

「ストレート」「ゲイ」「レズビアン」

ラベルをつけた方が確かにわかりやすい。

そして、見た目がラベルに沿っているとさらに分かりやすい。

 

でも、他人に「わかりやすく」ある必要は全くないと思っていて。

簡単に理解されてたまるかよって思っちゃう。

今回のモデルの西口くんはストレート、性対象は女。

実は私が今お付き合いしている人。

 

普段はパーカー、ジーンズのとってもカジュアルな

「大学生男子らしい」格好をしている。

この撮影のために、メイクをさせてもらって、イヤリングもつけさせてもらった。

彼は、見た目の変化に純粋に楽しんでいた。

 

もし、彼がこの撮影をきっかけに、もっと「フェミニン」な服装をしたり、

メイクをしても私は何も違和感を持たないだろう。

メイクした彼はとっても美しかったし、

撮影中何回も、「きれいだね」と言っていたし、

惚れ直した。

 

ただの惚気になってしまったけど、

人を好きになるってことは

「体の性」も「表現の性」も越えることを再確認した。

 

私自身が男みたいな格好もしたり、女らしい格好もするから、

そんな私を好きになってくれることに自信を持てた。

 

自分のセクシュアリティがわからない、 または打ち明けられない人へ言えること

日本ではまだ、「女らしさ」とか、 「女は男を好きになる」などの

固定概念がすごい強いと思う。

 

だから、「女の子らしい」格好をできる人は、

「なんで彼氏つくらないの〜?」って聞かれるのもよくあることで。

女の子だから、 「自分が好きになるのは男の子」って無意識に思い込んでいる人も多いのではないかな?

「なんで人(男の子)好きにならないんだろう〜」って。

ちょっと他の可能性に対して、オープンになってみるのもいいと思う。

性別関係なく、人を好きになるのって素晴らしいことだと思う。

 

あとね、恋愛感情を持たない人もいるし、

性的欲求を感じない人だっているの。

「自分は人間らしくない」って悩む子も周りにいる。

 

本当に人によって全く違う、 当てはまる必要は全くない!

 

自認はしているけど、周りに言えない場合。

置かれている状況が人それぞれで、軽々しく「こうしてみな」とは言えなくて。

ただ言えるのは、誰を好きになろうが自然なことで。

「自然なこと」って自分が納得するのが一番かな。

見た目で自分を表現すると、付き合う人、気の合う人のフィルターとして作動するので、実はそれも楽でお勧め。

 

写真と言葉の力

自分が書いた文章と、撮った写真を連携させて作品を作り上げるのは初めての試み。

「写真には言葉はいらない」って思う写真家もいるけど、

写真も言葉も私の力であり武器、両方使うことで伝えやすくなると思う。

私には伝えたいことがたくさんあって、 もっと自分のことも、みんなのことも知りたい。

 

この作品についてのフィードバックがあったら、是非聞かせて欲しい。

それが私と全然違う考えでも。

言葉に正解を求めていなく、繋がることを求めているから。

そして、この企画を面白いって思ってくれたらシェアしてくれたらもっと嬉しいです。

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